安藤製罐株式会社

ケミカル缶の責任。

多彩な化学溶剤を安定して保管する安藤製罐はケミカル缶の専用メーカーです。

安藤製罐は、1933年に創業以来、スチール缶メーカーとして容器業界の一翼を担ってきました。この間、製造法をいち早く半田缶から接着法へ転換し、18リットル缶の自動製造ラインを立ち上げ、高品質とスピード化を図りました。同時に、多彩な化学溶剤を安定的に保管するケミカル缶の専門メーカーとして業態を特化させ、そのノウハウを蓄積してきました。幅広い品揃えよりも、深く厚みのある技術により、化学メーカー各位のニーズに的確に応え、「安心してお使いいただける製品」をお届けすることが使命と考えたからです。そして、1999年には株式会社に改組し”第二の創業期”を迎え、ケミカル缶の可能性をさらに高める製品の開発・提供に遭遇しています。

接着の技。ラミネートの妙。

内面塗料

内面塗料の耐薬品性
内面塗料は、内容物の特性に応じて、エポキシフェノール樹脂、エポキシ樹脂、エポキシユリヤ樹脂、ビニルアミノ樹脂などを使い分けます。

ラミネート膜

ラミネート缶の耐薬品性
酸・弱アルカリ・有機溶剤、それぞれに対して適応可能です。ご使用に際しては、実際の内容物を充填し、ご確認のうえご使用ください。

化学薬剤

代表的な用途(化学薬剤)
■界面活性剤

繊維用薬剤 平滑柔軟剤
機能性ポリウレタン樹脂 合成皮革用樹脂接着剤
金属加工用薬剤 鍛造用潤滑剤
高分子用薬剤 静電防止剤
情報仕様関連薬剤 感熱紙用顕色剤
オートケミカル用薬剤 洗車機用洗浄剤

化学薬剤の保管・輸送に適した接着缶

接着缶は、胴板に塗布した接着材を一時加熱し整形するため、
①錆の発生が少ない
②缶体が歪みにくい
③印刷両面が広く確保できる
④テインフリースチール(錫なし胴板)が使用できる
⑤研磨粉の混入がない
などの特徴を備えています。これらはケミカル缶には不可欠な要素で、強度・密度性・変質防止・輸送効率など、他の容器にはない長所です。安藤製罐では、こうした接着缶の基本的な機能に加え、内容物となる化学薬剤の性質に応じたコーティングのノウハウを蓄積し、ニーズに即応しています。

ケミカル・食品の保管に可能性を開くラミネート缶

ラミネート缶で一番多く製造されているのが、ポリエチレンフィルムでラミネートされたスチール缶です。胴板の腐食抑制や耐薬品性に優れ、塗装・洗浄工程を省略出来るため、食品用途にも適しています。安藤製罐では、こうした新しい素材も積極的に研究・評価し、新しいケミカル缶のラインナップにも取り組んでいます。

会社概要

社名 安藤製罐株式会社
本社・工場 岐阜県大垣市北方町2丁目8-1
創業 1933年(昭和8年)12月1日
設立 1999年(平成11年)3月4日
事業内容 18リットル缶の製造販売
資本金 2,500万円
従業員 25名
決算 年1回(11月)

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